Goethe Zertifikat B1•B2の勉強とか。
LiSAとかいとうかなこ、水樹奈々みたいな声量があって声低めの女性歌手が好きです。てかリモートカラオケて。一人暮らし舐めとるやろ。
この間Goethe Zertifikat、ゲーテのB2に通ったところですが、B1以上の対策って国内だとまあまあ難しいなって思ったので、独学者向けにいろいろ書き散らしておこうかなと思います。具体的な勉強法を語っても仕方ないとは思ってるんですが。ドイツ語ブログ感出すためです。
【独検との対応】
独検は明確なCEFRの設定はないんですが、一応公式の対応目安表がありんす。
http://www.dokken.or.jp/about/level.html
ここで見ると、2級がB1、準1級がB2ですね。
う〜〜〜ん。傾向が違いすぎて。
特徴としては
@独検
•イディオム、機能動詞のような知識問題が多い
•文は長く語彙も難しめだが全部読まなくてもいい
•リスニングは語彙は難しめだが速度が異様に遅い
•時間制限緩め
•訳問題がある
@ゲーテ系
•直接的な知識問題はない
•文は短いのをたくさん読む感じで、基本的にほぼ全て読まないと解けない
•リスニングの速度はほどほどに上がる
•時間の余裕はあまりないが大問ごとに推奨解答時間がある
•もちろん訳問題はない
独検はいかにも日本らしいというか。仏検や中検もそうですけど、知識&傾向ゲーです。長文も硬質なものが多いです。ゲーテもそういう話題は出てきますが、多くは日常生活、健康、学問、環境問題等です。
【語彙】
さんざん他の記事でも愚痴ってますが、B1以上の語彙集というものが本当にない。
一応A1-A2はキクタンor新 独検対策4級・3級必須単語集《CD2枚付》で対応可。
B1はおそらく新・独検合格 単語+熟語1800で対応可。
選択肢が日本語じゃないので、正確な日本語訳を知らないと死亡、ってことにはなりにくい。それよりも情報処理速度、わからない時の見切りのつけ方を練習した方が有益かも。
B2は明確にこれ!っていう語彙集が日本にほぼないので、とりあえずLesenを解いてみるのをオススメします。単語学習というのは本当に個人差が大きいので、こればっかりはやってみないとわからない。時間内に終わらせなくていいので、「単語のせいでわからない問題が多すぎる」のか「わからない単語は多いけど解くことはできる」のかを判断しましょう。根拠を持って解ければそれでいいので。
私は前書いた通り、ゲーテの参考書を解いて出てきた知らない単語(Lesen, Hören両方)を全て(?)覚えました。だいたい400〜500語ぐらいだったと思います。
ÜbungsbuchのWortschatzコーナーも有効だとは思うんですけど、日本語訳を覚えるのではなく、ドイツ語で独独辞典的な説明を読んで意味を覚えるという形式なので、多くの日本人にとってやりづらく感じるのではないでしょうか。私は配送が遅延したのでやってません。
しかしゲーテによく出るテーマに絞ってあるので、がむしゃらに覚えるより結局は効率的かも。
よく言われるような、類義語•対義語をセットで覚える、っていうのはやってません。めんどくさい。
B1は割と選択肢が素直というか、そのまま書いた感があるんですが、B2は大幅に言い換えられているため、本文の内容は読めているのに選択肢が読めなくて選べない、ってことが多々ありました。
【リスニング】
※私はHören弱者です
持論ですが、「耳を慣らす練習」と「理解する練習」の両方が必要だと思います。
前者はひたすら、散歩とかランニングとかポケモンGOとか通学とかの時にPodcastなりなんなりでネイティブスピードのものを聴きます。完全に聞き流してしまうのではなく、ちょいちょい理解しようと頑張ってみる感じです。
後者はいわゆるシャドウイングとかディクテーションです。ただディクテはめんどくさいのでやっていません。
【作文】
大正義HelloTalk。ドイツ語母語話者人口はかなり多めなので、問題文と自分の作文を載せれば沢山訂正•アドバイスを頂けると思います。
•必要語数を満たす
•無理によく知らない表現を使わず、文法的に正しい文を書く
これだけで全然合格を狙えるのではないでしょうか。B1•B2どちらもSchreibenでは95点以上取っているので説得力はそれなりにある...はず。
HelloTalkを勧めておいてこんなことを言うのもアレですが、自然な表現にこだわる必要性は薄いです。ちょっと不自然だからっていちいち減点されてたらみんな落ちます。
あとは挨拶の書き方とかですね。
一応私は
友達→Liebe/er oder Hallo 名前、Liebe Grüße
目上→Sehr geehrte/er 名前、Mit freundlichen Grüßen で統一してました。
※解答はボールペンなので、間違えたら線引いて消す感じです。アレが意外と焦る。
【口頭】
いろいろ形式がありますが。
Vortrag(プレゼン)、Konversation(会話)、Diskussion(議論)に絞って書きます。
@Vortrag
まずはテンプレを作る。話はそれからだ。
内容に関係なく話す内容(導入の仕方、自分の経験の語り方、例示の仕方、結論の言い方など)を先に練習しておくといいでしょう。Youtubeで「Goethe/DaF Sprechen B1/B2」とかで検索したら解説動画がたくさん出てきます。
質問は、ペアの人と、試験監督がそれぞれ質問してきます。相手の質問が理解できない場合は「Entschuldigung, das habe ich nicht (richtig) verstanden. Könnten Sie bitte die Frage wiederholen?」とでも言って訊き返しましょう。適当に返事するのはマズいです。(私はB1でしました。緊張して訊き返す余裕がなかった。)
相手のターンでは、とにかく何を質問するかだけを考えましょう。
あと、語れるテーマを増やすのも重要です。言語学習、環境問題、キャリア、健康、食事、交通手段などだいたいの傾向があるので、参考書に出てきたテーマについては語彙を増やしたり話す練習をしてみたりすると良いと思います。
@Konversation
正直ペアの巧拙も関わってくると思います。何度も言葉のキャッチボールをするので、いちいち訊き返してられないです。
B1の時は相手の方が上手だったので引っ張ってもらった感じでした。これは(私が)マズいです。片方が全然話さないと当然ながら減点されます。かといって相手を押しのけて話し続けるのもよくないです。
とにかく「話す姿勢」を見せるのが大事なのかなと思います。(形だけの話ではなくて、言うことを考えて黙り込んだりするのがマズいという意味です)もちろん発音文法めちゃくちゃではいけませんが。
@Diskussion
概ね↑と同じですが、こちらはテンプレが作りやすい。相手の意見に同調してばかりでは減点されるので、先制攻撃を仕掛けるのが理想的。
語学学校や大学で徹底的に練習できればいいんですが、皆が皆できることではありません。私はB2対策の時は虚空に話しかけてました。
バカが書いたんだなって一発でわかるようなまとまりのない駄文になりましたが、私がしたことはこんな感じです。