独検2017一級にチャレンジ。
とにかく問題が難しいんじゃ!独検一級です。2017年の一級を解いてみました。
筆記(独訳以外):84/119(70.5%)
リスニング:24/36(66.6%)
合計:108~128/175(61.7%~71.3%)
合格最低点:60.0/100(60.0%)
合計点は独訳0点~満点の幅を持たせていますが、まあ両方ありえないでしょう。なんか前回と変わらないような。見たらほとんど変わらなかった。今回は知識問題だけでなく、内容理解に結構苦しめられました。いや~もうわかんないです。本当に言っていることが理解できない。単語がわからないってのも勿論あるんですけど、単語が組み合わさってどんどん意味がわからなくなっていくってパターンが多いです。
Goethe Zertifikat C1 対策開始。
おなじみKlettのテキストが届いたので、独検対策と並行してC1の勉強を始めました。
試験日的には独検の方が2か月ぐらい早いんですけど、独検対策だけしているとリーディング以外が衰えてしまうので、早めに始めようと思いました。
やっぱりリスニングが強烈ですね。めちゃくちゃ長いし、速度も普段聴いているDeutschlandfunkより速い。
なんかムリゲー臭がする。B1やB2を初めてやった時もそんなこと言ってたんだろうけど。留学or在住前提の難易度では?と思う。B2の時も、会場には留学経験者の方が多かったんだけど、C1はそれ以上でしょ間違いなく。私も本当は留学帰ってきてから受けるつもりだったんすよ。ドイツでC1レベルの語学講座受けて帰ってくるつもりだった。
とりあえずまだ独学で頑張ってみるけど、本当に厳しかったらGoetheの対策講座行くしかないよね。
独検対策 進捗状況。
独検対策を始めて3週間ぐらい?経ったかな?
とりあえず時間配分など考えておくために、2016年冬の過去問を解きました。
【準一級】
筆記:100/127(78.7%)
聴解:32/36(88.8%)
100点圧縮:80.9/100
結構最初の方(知識問題)間違えまくったんですが、長文・リスニングがほぼ全問正解だったので、結果として8割に届きました。正解したものでも、根拠が曖昧だったものは不正解扱いとしているので、不当に高い点数であることはないと思います。
時間は超余ります。
【一級】
筆記:70/120(58.3%)+独訳?/20
聴解:32/36(88.8%)
こっちは時間ぎりぎりまで読み返したり悩んだりの繰り返し。どこかには答えがあるんだろうとミクロマクロの切り替えをしながら読解を試みましたが、純粋に語彙力が足りない。知らない単語が一定間隔でポンポン出てくるので、読むに読めない。上で根拠が曖昧だったら不正解と書きましたが、一級に関してはその心配はありませんでした。無理なものは曖昧にすら選べない。
リスニングは準一級と大して変わらないように思います。GoetheでいうとB1以上B2未満ってところでしょうか。
独訳に関しては採点の仕方がわからないので、とりあえず点数は出しませんでした。
この年の合格点が100点圧縮で60点+小数点以下なので、61点目標とすると独訳で5点は取らなければならない計算になります。さすがに取れると思いますが。
そもそも圧縮の仕方って普通に(筆記+聴解)/合計点でいいんだろうか。いや、リスニングの方ができている以上、均等圧縮だとしても点数が下がりはしないのでいいのですが。
一次試験については、準一級は安全圏、一級はなんだろう、C~D判定ぐらいかな。二次試験の方が自信あるし合格率も高いので、一次試験でコケるなんてことがないようにしたい。
ちなみにあれだけ知識問題を心配・憎悪しておりましたが、あんまり取らなくても大丈夫そうです。それよりも長文で確実に一定以上の点数を確保するだけの実力が必要そう。
独検準一級対策 in Angriff nehmen
独検準一級対策を始めます。
準一級・一級の参考書はかなり数が少なく、書店にも数冊しかなかったのですが
とりあえずこれにしました。HSKの時と同様に、一個上の級も受ける場合は、低い方の対策を入念にやる、という形を取りたいので、もう一冊やる予定で先にこの薄いものをチョイス。120ページに満たない本です。
※口頭試験対策はTipps程度しか載っていません。
機能動詞、間接話法、比較といった具合で30個の項目に分かれており、それぞれ例題・解説・学習のポイントが載っています。
網羅的に知識を並べてあるという感じではないので、出てきた語を辞書で調べて、関連する語や表現を逐一覚えていく、ということをしないとなかなか身に付かないように思います。実際、本書では独独辞典の使用を推奨しています。私は日本語や英語で意味がしっくりこない時だけ独独を使っていますが、それだけでは語彙力増強に繋がらない気がします。ドイツ語で学ぶ、理解することを当たり前にしていく必要がありそうです。英語ほど語彙集が充実していないから猶更。
独検準一級・一級に挑みたい。
Goethe Zertifikat C1と前後するかもだけど。独検準一級・一級に挑戦したい。
二級を受けたのがかれこれ一年以上前で、それもほぼ満点だったので、いい加減上のレベルに挑むべきだという声が(自分の中で)多数。申し込みは9月開始。早すぎる。とりあえず過去問を見てみる。
@準一級
やっぱり知識問題がネック。高得点勝負ではないから別に落としてもいいんだろうけど、知らないとどうしようもないのはムカつくなぁ… 書き換え問題・穴埋め問題は簡単。長文はGoetheB2とどっちが難しいかな?ってぐらいのレベルだけど、求められる処理能力はこっちの方が低いんじゃないでしょうか。Goetheも時間切れ起こすほどじゃないけど、あんまりもたもたしてられないっすからね。。。
リスニングは相変わらず控えめ。3回放送してくれるしスピードもかなり遅い。Teil1は選択肢見えないけど、あのスピードで3回も放送されたらほぼ書いてあるのと同じですよね。
@一級
知識問題が辛い。準一級より辛い。長文も難しい。和訳もまあまあ難しい。これどうやって対策すればいいんだろ。このレベルに対応できる語彙集があったらとっくに使っとるわ!って感じ。
リスニングは最後まで複数回放送らしい。(2回)スピードも激遅。ただ内容は結構難しいと思う。
結論:語彙力問題。
昔の二級が準一級相当なので、二級用の古い参考書使えばいいんだろうか。それか、もう意地を張らず、素直に準一級用の参考書をやって、そこに出てきた語彙や表現を逐一覚えていくしかないんだろうか。普通その作業って、単語集を一通りやってからやることだと思うんだけど、こればっかりは仕方ない。夏休み中にやっちまいますか。
中国語学習の経緯+HSK結果。
私は結構「独学」が好きなんですが、何事につけても「完全独学」って少ないんですよね。例えば高校に慣れてきた頃の私は、学校の定期テストなどはほったらかしで、自分がしたい勉強だけするタイプでしたが、本当にゼロから独学だったのは日本史だけです。どうでもいいですが高校の日本史ってなんか細かすぎてつまらなかった。で、他に完全独学のものといえば、普通話中国語があります。
失礼な話ですが、もともと中国語の発音って好きじゃなかったんですね。韓国語とかベトナム語とかビルマ語とかタイ語とか、あのへんの系統が全体的に好きじゃなかった。でも、何を思ったか大学に入ってからちょいちょいやり始めました。せっかく漢字がわかるんだから、みたいな感じでしょうか。第二外国語ではありません。ただ、そうはいってもそこまでモチベーションもなく、初級レベルの単語帳を買ったのがたしか一昨年の秋。そこから一年ぐらいは、たま~に思い出したときにちょっとやってみる程度で、全然身にならなかったです。
去年の秋、いい加減ちゃんと勉強しようと思い、動機付けとして中国語検定3級に出願。過去問が半分も取れない状態でしたが(本当に一年間何やってたんだ)、一ヵ月ぐらい集中的に勉強して合格しました。独検ぐらいだと思って舐めてたんですが、読解+リスニング込々で点を取ればいいそれに比べて、両方一定点数取らないといけない中検はそれなりに苦労しました。
そこからまた勉強をサボりだしました。好きな言語とはいえ、軌道に乗らないと使い物にならないので、ちょろっとYoutubeを見て勉強、ていうのも一苦労。第二の動機付けとして、中国旅行を計画しましたが、コロナで潰れたのが今年の春。狙ったようなタイミングで憤慨しました。してます。しかしさすがにものにしたいという気持ちがあって、といってもかなり間が空きましたが、6月頃にHSKに出願。中検2級は知識ゲーすぎてモチベーションがますます下がるので、HSKにしました。
☆HSK受験結果☆
受けたのは4級と5級です。一応CEFRだとそれぞれB2、C1相当となっていますが、絶対そんなに高くないと思います。日本人の漢字力ブーストを加味しても。
この結果多分誰にも見せないんですけど、一応得点はゲーテの時と同じく5点刻みで低い方に寄せたいと思います。(例:88点→85点、99点→95点)
@4級
听力:85/100
阅读:100/100
写作:95/100
総得点:280/300
読解は出願時点でもほとんど解けていたので、まあ順当という感じです。HSKの読解は本当に知識問題という知識問題がなく、だいたいの意味が取れれば紛らわしい選択肢もなく選べるので、中検に比べたらかなり易しいです。
作文も然り。漢字様様。
リスニングは少しハードルが高いです。最初の内は音が同じでも声調が違うことを瞬時に把握できず、オリジナルストーリーを脳内で作り上げてしまうことすらままありました。各単語が固有のアクセントを持つ強勢言語とは異なり、単語の切れ目がわかりにくい。切れ目がわかりにくいと、知らない単語を聴いた時にその後が連鎖的に聴き取れなくなります。ただここでも漢字力が役立つ。選択肢を一目見ただけで概ね把握できるので、聴き取りに集中できます。
※これは確定情報ではないのですが、リスニングの第二部分は、「聞こえた単語」が大概答えになっている気がします。誤答の語はそもそも流れていないのでは…?
@5級
听力:75/100
阅读:85/100
写作:85/100
総得点:245/300
ダメ元で受けたら存外の出来だった5級。出願時はリスニング5割未満、読解7割弱、作文4割+作文ほぼ書けないという状態でしたが、後述の参考書の強烈っぷりに図らずも救われました。
読解はさすがに5級にもなると、ただの漢字力ゲーではなくなってきます。が、それでもやっぱり日本語の漢字知識が大いに活躍しました。
作文は、並べ替えに関しては4級に毛が生えた程度の難易度。問題は80字作文×2。これの存在を試験1週間前ぐらいまで知らず、死ぬほど焦りました。とりあえずネットに転がっている解答例を部分的に暗記して、あとは換骨奪胎してクソみてえな文章を生み出してターンエンド。本番は指定語句の品詞や用法がわからず、適当に日本語のノリで書きました。英語やドイツ語に関しては作文の成績が一番良いんですが、さすがに独学オンリーではだめですな。
リスニングはもう何を話しているのかわかりませんでした。とりあえず部分的に聴こえた情報から消去法やら妄想やらで選んでいきました。多分この点数はマグレで、安定して取れるのは60点がいいとこだと思います。
@参考書
シンプル伊豆ベスト。
とりあえずビールみたいな組み合わせ。
ちなみにこの「トレーニングブック」、本番よりかなり難しいです。
特に「単語並べ替え問題」「リスニング」に関しては、4級どころか5級すら凌駕していると思います。足元を固めずに高地トレーニングをするのは逆効果だと思っているんですが、なんとかこの2冊+過去問で間に合いました。むしろ5級でも8割取れたんですから、高地トレーニング成功といえるでしょう。
中検の時はPodcastとかYoutubeとかいろいろ使ってたんですが、今回は大学の課題であまり時間が取れなかったのでこの3冊に集中しました。
書いてて思ったんすけど、やっぱり合格体験って「俺TUEEE」みたいな論調に感じてしまいますね。自分でそういう意図で書いたわけではないと解っていても。一ヵ月しか勉強していないかのように書いてありますが、気が向いたときに単語を覚えたりYoutubeやアニメの中国語吹替・字幕版を見たりしていたので、そういうのが積み重なってはいると思います。また、参考書もかなりみっちりやってます。本はかなり大事にする方なので、ボロボロではないですが、集中的にやりこみました。
ざっくりこんな感じ。相変わらず文章構成力が低い。